わりと身近な人に、「働かざる者食うべからず」を信条としている人がいます。
汗水たらして働くことを美徳としているので、たとえば投資で生計を立てている人のことも、あまり好ましく思っていません。
一時期テレビで盛んに「FIRE」という言葉が流れた時も、そういう考えを持つ人たちのことをぶった斬っていました。働けるのに働かないことが、どうも気に食わないようです。
60歳で定年退職した後、家でのんびりしている人のことも理解できないようです。体が動く限り働き続けるのが当然という考え方、人は人なので否定はしませんが、一生この人とは分かり合えないな、と思いました。
典型的な仕事人間ですので、汗水たらして働いてお金を得ることでしか、自分や他人を肯定出来ないのかもしれませんね。
この人こそ、労働の呪縛や思い込みから解き放たれたほうがいいのではないかと思いますが、価値観は人それぞれですので、きっと生涯現役、△ぬまで働くのでしょう。
ただ、人の生き方をとやかく言われるのは、聞いていてあまりいい気がしないのです。思うのは勝手だけど、そういうことは自分の心の内にとどめておいてくれ。
精神的にギリギリの状態で、藁をもつかむ思いで仕事を辞める選択をする人もたくさんいるのですから。私も辞めようと思ったきっかけはそうでしたから。
私自身、退職まであと数年となりましたが、完全リタイアがバレようものなら、非国民扱い間違いなし・・・!!
そういう生き方もありだな、って受け入れてもらうことはまず不可能なので、次の仕事のことを聞かれたら、適当にウソつきます。
めんどくさい人が近くにいると、余計な気苦労があります。
私にとって、働かざる者食うべからずは、もはや死語。そんな洗脳はまっぴら御免です。自分の大切な人生、自分の責任で自分の好きなように生きてゆくのです!!
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