ここ最近、ネットで財産税導入の可能性に言及する記事を、よく目にしています。
毎年6月頃、骨太方針が策定されますが、その議論の度に、湧いて出てくる資産課税強化の話。政府は今後、遅かれ早かれ、財産税導入を目論んでいると私は思っています。
昨年度も、やれ、金融所得の課税率が20.315％から引き上げられるだの、いよいよ財産税導入の検討が始まるだの、話はありましたが、最後はトーンダウン。むしろ、結果的に新NISA誕生で神改正となりました。
それでも、財産税の話はずっとくすぶり続けていますよね。
なんでも、不動産の保有には固定資産税がかかるのに、金融資産としての保有状態には課税されないのは公平性に欠ける、という意見があるらしい・・。
いずれ、マイナンバーによる紐づけ、名寄せで、預金・証券・Gold・暗号通貨・FXなどなど、全財産を国に把握されて、金融資産を保有しているだけで、毎年課税される日が来るかもしれません。
そうなれば、もちろん含み益にも課税されるでしょうから、なんだか今まで頑張ってきたことがアホらしくなってきます。
新NISAというエサを撒いといて、含み益が膨らんだ頃に財産税導入。
私の早期リタイア計画も、大いに狂わされてしまうことになるかも・・・。
インフレで目減り、財産税で目減り。やってられませんね。
まずは超富裕層だけに適用され、いずれ段階的に、その下の層にまで手を付けて来るかもしれません。税率や控除額によっては、ジリ貧まっしぐらです。
血の滲む思いで働いてきて、病んで心身壊して、命削って、老後破綻しないように若い頃から節約して、貯めて増やしてきたお金なんですけど。
庶民の貯えにまで手を付けるようになったら、日本国はもう終わりだよ！（怒）
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