私にとって青天の霹靂だった兄ちび郎の突然の退職＆個人事業主への転身。
すべて母からの又聞きですが、少しずつ全容が明らかになってきました。
真相①：激務から心身のバランスを崩して、通院していた。
兄が病院通いだなんて驚きですが、実はギリギリまで頑張っていたようです。さっさと辞めたのだと思っていましたが、やれるところまではやろうとしていたのですね。会社という組織から離れた途端、体調はV字回復したそうです。ま、そんなもんですね。
真相②：住宅ローンを返済できる見込みはある。
奥さんも働いているし、残債と同額くらいの金融資産もあるらしいので、生活が詰むことはなさそう。今の住居も資産になるだろうし。都会が好きな夫婦なので、住む場所にはこだわりを持っているけど、いざとなったら、売り払って安いところに移ればいいわな。
真相③：奥さんの理解があった。
母が兄の奥さんに、「突然仕事を辞めてしまってごめんね」と伝えたそうですが、「元気になってくれただけで十分です」と言われたそうな。くぅ～、泣かせるわ。
真相④：もし子どもがいたら、結果は違っていたかも。
兄夫婦には、現時点で子どもがいないので、今後は個人事業でゆる～く最低限の生活費が賄えれば、十分暮らしていけるけれど、もしも子どもがいたら、安定的に給料が入るサラリーマンを無理してやっていたかもしれませんね。でも、私と違って、子どもは欲しいらしいので、今後どうなるのか？
私が勝手に兄の退職をセミリタイアと認識しているものの、改めて、その道を選択して正解だったと思います。奥さんの話によると、あのまま無理して働いていたら、どうなっていたか・・・と。
仕事のストレスは、人を追い詰めます。歪んだ会社組織は心を蝕みます。セミリタイアという逃げ場があったからこそ、今の元気な兄があるのだと思います。
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