年末、後期高齢父に「とある数百円の品物」を買い物ついでに頼まれました。私はその品物を買ってきて、当然のごとく1円単位まできっちり請求したのでした。
後期高齢父は、私がそれくらいの金額の物ならまけてくれると思っていたらしく、ボソッと「ケチ・・・」と呟かれました。
後日、親戚が我が家を訪問した時に、たまたまお金の話になり、そこから私がケチであると話題になり、後期高齢父が「ちび子はケチだからな」と、やたら「ケチ、ケチ」と人前で連呼してきたのでした。
今までの私なら、ケチなんて連呼されようものなら、カッとなっていましたけれど、「ケチ、ケチ」言われる度に、何だかとても気分が良い(笑)。
さらに「ドケチ」と言われれば言われるほど、うれしくなってしまうのです。(どんな精神構造・・・?笑)
今の私にとって、もはや「ドケチ」はディスる言葉ではなく、最高のほめ言葉になってしまったのでした。
早期リタイアを決断してから、自然と身についたドケチ道。別に無理しているわけでもなく、節約して資産が増えることが精神安定剤となっていきました。
というか、後期高齢父よ、自分が信用取引で老後資産を失っていなければ、私だってこんなにケチケチせずに済んだんだからな~!!
ところで、最近見たある都市伝説系(スピ系?)YouTubeで、ゲストの方が言っていた言葉。
「自分が我慢して人に施すのは自己犠牲でしかないが、自分がある程度豊かになって、溢れた分で施せば、みんな笑顔になれる。」
なんだか共感したので、 私も早期リタイアして心身が解放され、資産も順調に増え続ければ、少しずつ周りにも還元していこうと思っています。
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