少子化問題がクローズアップされるこのご時世、
自分もこの問題に関わっている一人ではあるのですが、
私は子どもを持たなくてよかった・・・と思う理由があります。
結婚や子育てに向いていないという性格的なことも理由のひとつですが、
自分が歩んできた人生を振り返ると、
私は絶対的に人より劣っているある特性があり、
それが原因で死ぬほど苦労してきました。
何とか必死にその特性を隠すために、色々な努力を重ねて生きてきたので、
一見、順風満帆な人生に見られがちですが、
本当は死にたくなるほど、つらい思いばかりでした。
多感な時期に、それが原因で、
からかわれたり、心無い言葉を投げかけられて自尊心を傷つけられたり。
当事者にしか分からない、この苦しみ。
努力してある程度は克服することが出来ても、
そのディスアドバンテージが自分自身から無くなることは決してない。
生まれながらに持ってしまった遺伝的特性で、不可効力的なものなのです。
自然界ではその特性が、
時としてプラスに働くこともありますが、
現代の人間社会では、マイナスでしかない。
私はその遺伝的な要素を
絶対に自分の子孫には受け継いでほしくなかったのです。
若い頃に血迷って、結婚する寸前までいったけれど
あの時、破局してよかったと、今は心から思っています。
自分の子どもには、絶対に私のような苦労はさせたくない。
万が一、大切な子どもが
遺伝的にこのマイナス面を引き継いでしまった時、
私はその責任を負うことはできないな・・・と。
自分が幼いころから死ぬほど苦悩してきたからこそ、
そこまで考えてしまうのです。
よって、子どものいない人生を選択して、
一片の後悔もありません。
むしろ結果的には、これでよかったのです。
独り者であったからこそ、
今、早期リタイアという目標に一歩も二歩も近づけたのですから。
それにしても、こういう考え方って
ある意味、ちび子の深い闇なのかも・・・。
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