後期高齢者の父が信用取引で
大切な老後資金をどんどん失っていることを知って、
心底、情けない気持ちに陥っています。
現役時代から株取引を続けている父だが、
私が知っている限り、現物取引で2,000万円の含み損を抱えていた時期がある。
私の記憶では、アベノミクス前だったと思うので、その後、少しは取り戻したはずだが、すでに株取引の依存症となっていた父は、その大部分を損切りして、新たに追加資金を投入して今度は信用取引を始めたようだ。
母から信用取引だけはしないように、くぎを刺されていたのに、その約束をあっさり破って、母を裏切って数年前から信用取引を続けていたのだ。
夜な夜な、父の部屋を家宅捜索して押収した資料(証券口座の画面をプリントアウトしたものを見つけた!)によると、少なくとも2017年3月16日までは、現物取引のみを行っていた。その時点での、現金残高・株式などの評価額は、31,365,755円。内、含み損は、1,568,639円だった。
その後、少なくとも同年5月には信用取引を始めていたようだ。
先日、母からの強い叱責により、地獄に陥る一歩手前で、何とか建玉をほとんど手仕舞いさせることに成功したのだが、今、父の証券口座には、数百万円程度しか残っていない。
わずか3年弱で、信用取引により3,000万円を失い、それ以前の現物取引でも1,000万円以上を失っている父は、完全にギャンブル依存症というれっきとした病気だと思う。病的賭博の一種だ。
母が問い詰めたところ、父は老後資金の大部分を信用取引につぎ込んでいたので、預金は残り1,000万円ほどしかない。まだ70代。これからも老後生活は続くのに。とんでもないアホだな!!
もう二度と信用取引をしないように、口座を閉じるよう約束させようとしたが、まったく聞き入れず、逆ギレする始末。「取引を止めたわけではない!ちょっと休んでいるだけだ!!」とぬかしやがった。
仮に父が独り者なら、私は一切関与しない。ひとりで自滅しようが知ったこっちゃない。しかし、父には家族がいる。私は独立しているから(子ども部屋だけど)家族の一員でなくてもいいが、母という大切な家族がいる分際で、4,000万円以上も老後資金を蒸発させて、この期に及んで、まだ信用取引をしようとしているのだ。
誠意のかけらもない父を、もはや自分の父だと思えなくなってきた・・・。絶対に、絶対に許せない!!今後、父の老後資金が無くなっても、私はびた一文も出したくない!!