その昔、私が30代前半だった頃に、
たまたま管理職のポストが空き、
エスカレーター式に昇進したことがありました。
しかしながら、当時の手当は月３万円ほど。
管理職になった直後から、責任の重さの割には
対価が少なすぎるなぁ・・・と思っていました。
しかも上からは、無理な要求ばかり。
やれ目標達成しろとか、人員を減らすとか。
毎日、神経をすり減らして疲弊して。
その上、当時の仕事は会社以外の不特定多数の人々にも
日々関わっていくような仕事。
当然、中だけではなく、外からも様々なストレスを受けます。
唯一の救いは、当時一緒に働いていた
同僚や後輩たちが本当にいい人ばかりだったこと。
よく慕ってくれて、
縁の下の力持ちでいつも助けてくれて。
ほんとうにありがたかった。
でも、通常の業務に加えて、
毎日、日報やら、何とか書やら、
何の意味もない無駄なペーパー業務に追われたり、
毎月、上層部の自己満足でしかない
しょーもない会議にわざわざ足を運んで。
給料は、やっている仕事量に全く見合わないし、
バカらしくなって翌々年、管理職を辞めちゃいました。（笑）
でも、その選択は正解だったと思います。
あのまま続けていても、会社にいいように使われていただけ。
上昇志向がないと言われることがあるけれど、
別に出世することだけがすべてではないからねー。
ハングリー精神のある人は、
どんどん上を目指していけばいいと思います。
そういう強い生き方が出来る人は、
純粋にかっこいいと思うし、すごく羨ましい。
でも、私の場合、給料が上がっても、
心身を壊したら元も子もないのです。
かと言って、ヒラでもモラハラ受けてたから
どっちもどっちだった。（笑）
今後は、病まない程度に働いて、
適当なところでオサラバしてやるんだもーん。
でも、私みたいな社員って、
これからの競争社会では、速攻で首切り対象よね・・・。
お前みたいな役立たず、いらね！ってか・・・！！
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