もう、青天の霹靂。
私にとっては、コロナショックどころの騒ぎではない。
以前から父が株で老後資金を溶かしている話は
母から聞いて知ってはいたが、
まさか信用取引に手を出しているとは知らなかった・・・。
昨日、たまたま父のパソコンが開いていて
目に入ったネット証券の口座の画面。
え？何これ？
項目が「買付余力」ではなく、「信用建余力」になっているじゃない！！
昨日の時点で、建玉すべてマイナス。
もちろん、空売りなんて高度なことは出来ないと思われるので、
見たところ、すべてが買い建玉で、すべてが塩漬け状態なのだ・・・。
しかも、地合い最悪。歴史的暴落中。
レバレッジ３倍。損失なんて一瞬で手持ち現金を上回るだろう。
損切りする気配さえない。
このままでは強制決済は免れそうもない。
悲惨としか言いようがない・・・。
老後の貴重な財産を失うのも時間の問題。
どーすんだよ！！これ！！！！！
呆れるというか、情けないというか、
頭殴ってやりたいくらい腹が立つ。
まさか自分の父親が、証券会社に借金してギャンブルしてたんだから。
現物だけなら一万歩譲って良しとするが、
信用取引だけは絶対に許せない！！
もちろん、その場ですぐに手仕舞いするように言ったが
「うるさい！！」と逆ギレしやがった。
そりゃそうだ。
すんなり聞き入れるような、まっとうな人間なら、
そもそも後期高齢者になって信用取引なんてしない！！
失敗したら最悪の場合、自己破産。
父名義のこの家も手放すことになるだろう・・・。
でも、母も私も、どうすることもできない。
まったく、私たちの言うことを聞き入れない状態なのだから。
老人が身を滅ぼす過程をこれから見ることになるのか・・・。
これで私のセミリタイア計画も頓挫は間違いない・・・。
くやしくて、くやしくて、仕方がない！！！！！
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